安野光雅しりとりファンのブログ

絵本「しりとり」について書いてます

安野光雅しりとりファンのブログ1

安野光雅の「しりとり」という絵本を知ってますか?
最初のページから最後のページまで、しりとりになるように絵をひとつずつ選んでいく絵本です。

各ページに15〜16個の絵がのっていますが、最後のページは6個だけ。

この6個のうちのどれかにたどり着いて「ん」で終われるかどうか。

ゲーム性のある絵本です。

たどり着けなかった場合は最初のページに戻れるようになっています。

何度でも繰り返し遊べる、よくできた絵本です。

 

我が家でもよく子供と一緒に楽しんでいるのですが、毎回新しい道筋を通って、ゴールできたりできなかったりするので、一体正解は何パターンあるのだろうかと気になってきてしまいました。
検索しても答えは出てきません。
そこでプログラミングを使って調べてみました。
苦労の末、どうにか答えが出たのですが、これが合っているかどうか、確かめようがないのです。
もしもこのブログを読んでくれた人で、自分と同じように調べてみた人がいたら、ぜひ教えてほしいのです。

 

「しりとり」の絵本を知らないけどたまたまこれを読んでくれている奇特な人のために、少し説明します。
まず最初のページから好きな絵をひとつ選ぶのですが、「こあら」を選んでみます。
2ページ目の「ら」で始まるものを探すとひとつだけ「らむね」がありますので、これを選びます。
3ページ目は「ねじりあめ」「ねずみ」の二択なのでどちらか選びます。
4ページ目は「めんたいこ」「めがね」「めかくし」「めざし」の四択と「みつば」「みそ」の二択です。
つまり、「こあら」でスタートした場合

 

こあら らむね ねじりあめ めんたいこ
こあら らむね ねじりあめ めがね
こあら らむね ねじりあめ めかくし
こあら らむね ねじりあめ めざし
こあら らむね ねずみ みつば
こあら らむね ねずみ みそ

 

の6通りのパターンが、4ページ目までに出現することがわかります。
めかくし、めざしはどちらも「し」で終わるので、次のページで一緒になるのかと思いきや5ページ目には「し」のつくものが3つあったりします。
そんなかんじで分岐(と合流)を繰り返して、どんどん増えていきます。
遊ぶ度に毎回違う道筋になる理由がわかってもらえたでしょうか。

 

次回はコードを載せてみようと思います。